北杜の野菜は料理人泣かせ…

こんにちは。
アイカフェファームの高木です。

「料理人なのに料理ができない。」
私の悩みを聞いてください。


極論、料理人の仕事とは、食材を元の状態よりも美味しくすることだと思います、私は考えています。

ですので食材の状態が良い場合は、必要以上の味付けや調理はしないようにしています。


北杜に移住して来て、四季折々の美味しい野菜に触れうち、ある悩みが生まれました。

「野菜が美味しすぎて、料理できない」

これ以上、足すべき味、すべき調理ができないほど、野菜の状態が良すぎるです。


この贅沢な悩みと対峙するうち、一つの結論に行きました。

「そのままでも美味しい野菜に、これ以上足せるものはない。

「でも、このままでは得られない、内に秘めた美味しさを引き出すことは出来る。」


ハッとしました。

これこそ料理の本質であり、料理人の存在意義ではないでしょうか。

この哲学から生まれたが、私のカボチャスープ。

カボチャと牛乳と塩だけで、どこまで美味しいスープが作れるかに挑戦だ研究です。


野菜と料理人の真剣勝負は、まだまだ続きます。